こんにちは、てらもと介護用品レンタルです。
前回予告した通り、今回は4月16日~18日に開催されたバリアフリー展の様子をご報告いたします!
ここのところ、ずーーーっと雨模様が続いていましたが、この日は天候に恵まれ絶好のイベント日和でした!
8時40分頃の電車に乗り、イベント会場であるインテックス大阪には開場時間前に到着しましたが、受付ゲート前には既に長蛇の列!
事前登録者も当日登録の人々と同じ列に並ばされたため、入場に時間がかかってしまいました(TへT;)
去年は事前登録者用の受付からスッと入場できたのに~~・・・と思っていたら、2日目と3日目には専用受付が設けられたそうです。
さっそく初日ならではのアクシデントに見舞われてしまいました。
既に建物からはみ出して長蛇の列が・・・
初日ということもあってか、テレビの取材スタッフらしき人達が会場内でもチラホラ見かけました。
1号館~5号館まで、インテックスの大部分を使って行われます。
11時からのセミナーに遅れないよう時間を気にしながら、まずはお目当てのブースをザックリと見て回ります・・・
そこでさっそく気になる物が!
移乗用ベルトです。
①青いベルトを膝に巻いてバックルで固定します。
②黄色いベルトは要介護者の腰に当てます。
③介助者の片足を青いベルトの中央部に当てながらグッと押し込みます。
④黄色いベルトを引き上げると、要介護者がスッと立ち上がります。
私も要介護者、介助者の両方の役で体験させてもらいましたが、どちらの立場でもすごく楽でした!
①で膝を固定することにより、要介護者のバランスが安定します。
そして③で介助者と要介護者の身体がより近づくことにより、力を入れやすくなります。
両者の身体が離れていると介助者の腰が引けてしまい、力が入らず、さらには腰痛の原因となります。
そのような無理な体勢で立たせようとすると、両者がバランスを崩し、転倒という大事故に繋がるのはご存じの通りですね。
これまで、腰に巻くタイプの介助ベルトはたくさんのメーカーが販売していましたが、膝を固定するタイプは新たしい発想かもしれませんね!Good!!です。
11時からのセミナーを90分受け、お腹も空いてきた頃、中央広場に出店されているB級グルメの数々・・・を横目に次の出展ブースへ向かいます!
というのも、毎年時間が足らず「もう少し見たかった~!!」という思いをしてきたので、今回は満足するまでブースを見て回って、その後で食事という作戦に出ました。
そう、このバリアフリー展、1日で回りきるにはあまりにも出展数が多すぎるのです!!(笑)
次に向かったのはパナソニックのブース。
目的は、去年時間切れで体験できなかった脱臭機の威力を確かめることです!
この脱臭機はポータブルトイレに内蔵されていて(モデルによります)、脱臭効果が高いことは実際に使っている方などから聞いてはいたのですが、それがどれ程のものなのか非常に興味がありました。
検証方法は実に単純、アンモニアを薄めた液体を入れた瓶のニオイをかいで悪臭を確認。同じ瓶の上に脱臭機を載せて排出された空気をにおうというものです。
はてさて、その結果はというと・・・・・・効果絶大です!!
これほどか!!と驚きました。そう、脱臭機を通して出てくる空気が全くの無臭なのです!
わずかでも悪臭を嗅ぎ取ってみようと、重箱の隅をつつく勢いで必死ににおいましたが、全く不快なにおいを嗅ぎ取ることができませんでした。
私はポータブルトイレを選定する時には、なるべく脱臭機付きを購入されることをオススメしています。
なぜかというとポータブルトイレは室内、特に多くの場合は寝室で使うものですので、ニオイが元で起きる「事態」を防ぎたいからです。
ポータブルトイレからニオイが漏れていると、その部屋で生活している自分も不快ですし、同居されている家族や時々会いに来てくれる親せき、お孫さんなどが近寄り難くなります。
人との接触がなくなってしまうと精神的に滅入ってふさぎ込んでしまったり、場合によっては認知症が発症・加速し、廃用症候群を引き起こすことも考えられます。
また、人に嫌がられる事を恐れるあまり、排泄をガマンしてしまい、重度の便秘や体調不良に陥る可能性もあります。
そういった理由から、脱臭機はただ単にニオイを取り除くだけでなく、その人を取り巻く環境に大きく影響を与えるものだと考えているからです。
・・・気が付けば長々と書いてしまったので、今回はここまでとさせていただき、続きは次回ご紹介させていただきます!
2015年4月23日
9:00 AM |カテゴリー:
てらもと介護用品レンタル