こんにちは、てらもとケアプランセンターです。
今年は冬の初めから厳しい寒波が訪れ、身体をちぢめて過ごしていました。
皆様、風邪など引かれていませんか?
私はいち早く引いてしまい、今回はノド風邪で声が出ない一週間を過ごしました。
未だにノドの調子が芳しくない状態です。
皆様もお気を付け下さい。
さて、今回は一年を振り返り、印象に残っている支援の一例をご紹介したいと思います。
私たちケアマネージャーは介護保険利用のサービスを提供するだけでなく、公的サービス、民間サービスといろいろな情報を集め、利用者様にお知らせすることも仕事の一つです。
今年担当させていただいた利用者様が、定期的にデイケアなどに参加することはしたくないが、腰痛があるので痛みを軽減したいと希望されました。
そこでます、地域包括支援センター ⇒ 保健所 ⇒ 民生委員へと問い合わせをし、情報を集めました。
すると、地域の集会場で『元気アップ体操』を月一回のペースで行っていることが分かりました。
これなら顔見知りの方もおられ、参加しやすいのではと思い提案をさせて頂きました。
とりあえず、どんなものかと参加してみる事となり、ケアマネージャーも同行させて頂きました。
近くの集会場で1時間~1時間30分程度で、全員がバイタルチェックをしてから参加します。
前半・・・保健師さんから食事についての話(河内長野市食育推進計画)
後半・・・デサントヘルスマネジメント研究所の指導員さんが《もの忘れ予防》について話をされ、“頭の体操”をしました。
●もの忘れ?それとも認知症?
【老化に伴うもの忘れ】
・体験の一部
・もの忘れ状態を自覚できる
・家族、自宅の場所、季節を意識している
【認知症によるもの忘れ】
・体験そのものを忘れる(食事など)
・もの忘れの状態を自覚できない
・家族、自宅の場所、季節が分からなくなる
●日常生活から予防しましょう!
【日記をつける】
簡単な日記でもかまいません。まずは、その日の出来事をメモ感覚でつけてみましょう。
【家事】
洗濯しながら掃除をしたり、煮物をしながらサラダを作るなど、二つのことを同時にやってみましょう。
【段取りを立てる】
買い物や仕事などは段取りを立ててから着手しましょう。
旅行の計画を立ててみましょう。
●脳を使って考え、脳の血流を良くし、活性化することが大切です。
【かなひろい問題】
「読む」「文字を拾う」の二つの仕事を行います。
●運動で脳の血流を良くしましょう!
ウォーキングなどの有酸素運動は脳の血流を増加させます。
毎日30分くらい、やりやすい時間帯に行うのがオススメです。
●五感を通して脳を刺激!
・景色を見る
・花の香りをかぐ
・風を肌で感じる など
●歩きながら計算してみましょう!
●頭の体操
【グーパー】
胸の前でグーパーを交互に入れ替える
【一人じゃんけん】
右手に勝つように左手を出す。
次は負けるように出す。
【ネコとネズミ】
ネコ役とネズミ役を決める。
向かい合わせに座り、「ね、ね、ねー・・・ネコ」と言った場合、ネコの人がネズミの人の手をたたき、ネズミの人はたたかれないように逃げる。
「ネズミ」と言った場合は立場が逆になる。
皆様の地域にも民生委員、自治会主催で『元気アップ体操』のようなイベントを開催されていると思います。
参加してくださった利用者様は、楽しんで参加してくださいました。
積極的ではなかったのですが、次回も参加してくださるとのことで、少しでも体を動かす機会ができ、腰痛予防になればと思っています。
後日、参加していただいたか電話で確認をさせていただきましたが、残念!!腰痛で参加できなかったとの事。
次回(2月12日)にまたお誘いしようと思っています。
いろいろと情報を取得し、支援できればと考えています。
本年もありがとうございました。
よいお年をお迎えください。
2014年12月30日
12:30 PM |カテゴリー:
てらもとケアプランセンター