こんにちは!てらもと総合福祉センターです。
ようやく暖かい日が続くようになってまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
前回ブログでお知らせいたしましたが、てらもと総合福祉センターでは、四月より通所リハビリテーションのご利用者様、施設入所者様に対し「学習療法」を開始する予定です。
「学習療法」とは、今や世界中の人々に学習機会を提供している「公文教育研究会」の学習療法センターによる、「読み書き・計算・コミュニケーション」を通じて脳を活性化し、脳機能の維持・改善を目指す」非薬物療法です。
今回は、この学習療法の導入に先立ち、職員研修の模様をお伝えしたいと思います。
まずは「学習療法」の目的やその効果、学習の進め方などを教わり、いよいよ実習です。
職員が三人一組に分かれ、一名が学習支援者(先生役)、二名が学習者(入所者役)となり実際の教材を用いて学習を進めます。一回の学習時間は、約20分で、一名の学習者は読み書き、もう一名は計算から始め、それぞれの学習が終われば交代します。学習教材は、学習者に負担が無いようスラスラと取り組める内容となっています。読み書きで使用する教材の内容ですが、例えば「七輪」や「蚊帳」など、ご高齢者の方になじみ深いものとなっており、学習の最後にその読み書き教材での思い出話など楽しみながらコミュニケーションを行います。学習療法で重要なのはこのコミュニケーションです。複数の人と会話することで、脳が活性化し、他者への関心や社会性を取り戻すことが期待でき、意欲が高まるとの事です。 この学習療法を通して、いつもとは違った形で皆様とお話できることを楽しみにしています。
2018年3月30日
10:30 AM |カテゴリー:
てらもと総合福祉センター