こんにちは、てらもと介護用品レンタルです。
先日、現在テレビCMが放送中の「フランスベッド 自動寝返り支援ベッド」の勉強会を開催しました。
通常の3モーターベッド(背上げ・ベッド高・脚上げ調整)機能に加え、ベッドが左右に傾くローリング(寝返り)機能があります。
従来は自動で体位変換をしてくれるエアマットがありましたが、エアマットの沈む感じやゴワゴワ感、蒸れ等の問題により身体に合わないという方も少なくありませんでした。
ところがこのベッドは、介護ベッド用のマットレスであればほとんどのものが適合しますので、好きなマットレスを選びつつ寝返りも自動でやってくれるという、「寝心地と体圧分散のいいとこどり」が実現できます。
寝返り角度は自動モードの時は最大10度、手動モードで最大25度まで傾けることができます。
10度というと少ないように思えるかもしれませんが、実際に寝てみると10度でもじゅうぶんに荷重が移動していることが実感できますし、25度までいくと人によっては恐怖感がありますので、実用範囲では10度でじゅうぶんだということが解かります。
25度まで上げる場合というのは、シーツ交換やオムツ交換などの時に限定されそうです。
さて、この10度という微妙な角度を人の力で動かそうとするとどうでしょうか。
ものの数秒で「よいしょー!」と一気に動かしますよね?
数十秒使ってゆーーーっくりと上げるなんてことはしませんよね?というかできませんよね?
そんなことをしていたら介助者の身体がもちませんから当然です。
しかし、電動であればそれが可能となり、眠りを妨げることなく寝返りができるようになります。
さて、気になる単位数ですが、やはり通常の3モーターベッドよりは若干お高くなってしまいます。
ですが、マットレスはお好きな物を選べますので、3モーターベッド+自動体位変換機能付きエアマットの合計単位と比較すると、実は大して差がないことがお分かりいただけると思います。
実はこのベッド、新登場と謳っていますが厳密にはリニューアル版だそうです。
15年ほど前に生産を中止にしたのですが、このベッドを導入している施設の離職率が著しく低く、再販を強く希望する声が上がったため、最新の規格に適合して生まれ変わったそうです。
社会問題でもある介護の人材不足(高離職率)を解決してくれるベッド・・・それだけ介助者の負担も減らしてくれるということの証左ですね。
発売したてでレンタルとして使える台数はまだまだ少ないようですが、順次取り扱いも可能となってきますので、ご希望がありましたらてらもと介護用品レンタルまでご相談ください。
2018年2月14日
9:00 AM |カテゴリー:
てらもと介護用品レンタル