こんにちは、てらもと介護用品レンタルです。
当事業所ではメーカーさんにご協力をいただき、定期的に新製品等の勉強会を開催しています。
この度もケアマネジャーさんや理学療法の先生方にご参加いただきました。
今回テーマとなったのは“スモールチェンジ”
株式会社ケープの「ラグーナ」という体位変換機能が付いたエアマットについて勉強しました。
体位変換機能付きのエアマットは他社にもありますが、ラグーナは傾きすぎず、安定した寝姿勢のまま、短いスパンで体位変換を繰り返します。
他社製品だと身体を中心に、片側のエアセルが膨らみ身体全体を寝返りするような姿勢にするのですが、ラグーナは 右肩・左骨盤 ⇔ 左肩・右骨盤 というように対角線上に配置されたエアセルを同時に膨らませるため、身体を無理やり傾けることはせず、安定した姿勢のまま寝返りと同じような除圧効果が得られるというものです。
その際のエアの膨らみは体重でエアセルを押さえつける分を差し引いておよそ2㎝。
ほんの少しの体位変換ですが、これを15分に1回という短いスパンで繰り返すことで、安眠を妨げず、効果的に体圧を分散させることができます。
(通常、ベッドに寝ている際は2時間に1回の体位変換が必要をいわれています)
これは、近年欧米で定着しつつある考え方で「小さな体位変換」というそうです。
床ずれは痛くてとても辛いものです。
そして、一度床ずれになると完全に治すには時間がかかってしまいますので、床ずれを発症してしまう前にラグーナの導入をお勧めします。
2017年11月27日
9:00 AM |カテゴリー:
てらもと介護用品レンタル