冬季間は、感染性胃腸炎(ノロウイルス等)やインフルエンザが流行しやすくなります。
特にノロウイルスは、感染力が非常に強い為、家庭や施設などで感染すると二次感染を起こし、集団発生を引き起こす可能性があります。
日頃から体調管理に留意し、以下に示した事項を参照して感染予防を心がけましょう。
【ノロウイルス対策】
予防策① 手洗い
・帰宅時、調理や食事の前、トイレの後は、石鹸と流水でよく手を洗う。指の間や手のシワ の中のウイルスを落とすつもりでしっかりと時間をかけて洗う。
・タオルの共有はやめる。
予防策② 消毒
・感染者の便や嘔吐物を処分する際は、ビニール手袋やマスクを使用し、直接触れたり、しぶきを吸い込まないようにする。
・ノロウイルスは感染力が強いので、便や嘔吐物で汚れた衣類や床の消毒は塩素系漂白剤で行う。
・調理器具(まな板、包丁、ふきん等)は十分に洗い、熱湯や塩素系漂白剤で消毒して使用
予防策③ 加熱処理
・加熱できる食品は中心部まで十分加熱しましょう。特に二枚貝(カキ・アサリ・ハマグリ)は十分に加熱して食べると安心。
現在、感染性胃腸炎及びインフルエンザは流行の真っ只中です。
日々の予防をしっかりと行い、嘔吐や下痢などの症状が出たら、なるべく早く
医療機関を受診してください。
なお、外来受診の患者様もご面会の方も、ご来院の際には感染予防のため、
マスクの着用をお願い申し上げます。
2015年2月2日
11:04 AM |カテゴリー:
寺元記念病院