こんにちは!てらもとケアプランセンターです。
6月に入り気温の高い日が増えてきました。
これから夏に向けてますます暑くなってくると心配されるのが熱中症です。
環境省・厚生労働省の調べによると、熱中症患者のおよそ半数が65歳以上の高齢者となっており、熱中症が原因で亡くなられた人のおよそ8割が同じく65歳以上の高齢者だそうです。
では、なぜ高齢者が熱中症にかかりやすいのか?
その原因は主に次の3つといわれています。
①体内の水分量が若者より少ない
②暑さを感じる感覚機能が低下している
③体温調節機能が低下し、身体に熱を溜めやすい
また、昼間に溜め込んだ熱が取り除かれず、夜間に熱中症にかかるケースも多いため、昼夜問わず水分補給や体温調節による予防が必要となります。
私たちケアマネージャーも訪問時に「水分をこまめに摂ってくださいね。」等の声掛けをさせていただくのですが、ご利用者様からは「たくさん飲んだらトイレに行く回数が増えるから控えている」や「(お茶などを)入れてもらうのに気を遣う」「動いていないから喉が渇かない(渇いていない)」といった声がよく聞かれます。
また、「暑くないから」と部屋を締め切り、冷房の無いところで過ごしている方も多いようです。
熱中症を予防するためには、こまめに水分補給をしたり窓を開けて熱のこもった空気を入れ換えたり、エアコンや扇風機を使い部屋の温度を下げる等をして身体に熱を溜めないことが一番重要です。
熱中症にはくれぐれも注意していただき、元気に暑い時期を乗り切りましょう!!
2013年6月19日
9:00 AM |カテゴリー:
てらもとケアプランセンター