生登福祉ケアセンターの八木です。
特養の内装を変えるべく、職員が知恵とセンスを出し合って様々な改造をおこなっております。
その取り組みは、「特養の内装ビフォーアフター」シリーズとして、その都度ブログでご紹介していきたいと考えております。
今回は先日のブログ「タペストリーを使って館内を装飾」でお伝えした『ある場所』がどこか?
そして、タペストリーと日本手ぬぐいがどのような形で使われたのかお伝えします。
タペストリーの説明や今回のブログ内容を読む前に、上記のブログを読まれるとさらに趣旨が伝わると思いますので是非ご覧ください。
まず購入した日本手ぬぐいは4種類です。左から春夏秋冬を表しています。
(ネットで見つけました。素敵だなぁ~と思い即決)
タペストリーに取り付けて壁の飾りとしています。日本手ぬぐいの評判も良いです!!
これを下記の写真にある通り、エレベーター内に展示しているのです。
以前はエレベーター内は、お知らせ物など様々な掲示物を貼っていました。
エレベーターに乗った方は掲示物に目がいくので、確かに初めて見る方への効果としてはあるのですが、時間とともにただの風景と化してくるのです。
お知らせも埃をかぶるので、おもいきって全て整理(剥がす)してしまいました。
結果、エレベーター内はすっきりするのですが、どこか無機質な感じがしてしまいます。
皆さんはエレベーターや満員電車の中で、他人と乗り合わせた時にどこを見ていいのかわからない・・・といった経験はありませんか?
人間にはパーソナルスペースという他人に近づかれると不快に感じてしまう空間(距離)があります。
まさに、エレベーター内は自分のパーソナルスペースに入られてしまう不快な場所となり得るのです。
そういう意味では、掲示物など目のやり場があるのは少しでも不快な気分を軽減できたのかもしれませんね!
ただ、掲示物をただの目のやり場(風景)としてしまうのはどうかと思います。
玄関と同じでエレベーターは来所された方・利用者様・多くの方々をお迎えする施設の重要な場所・通過点とも考えれます。
そこで、素敵な飾り付けで不快になり得るエレベーターの空間を変えれないかな??という思いで今回の取り組みをしています。
福祉はサービス業である!そう言われるようになりました。
まさしくその通りだと思います。
来所された方々へのおもてなしの気持ちとして、今回の取り組みを含めて、生登福祉ケアセンターの内装ビフォーアフターはまだまだ続きます。
2013年6月12日
2:05 PM |カテゴリー:
生登福祉ケアセンター