生登福祉ケアセンターの八木です。
先週の6月7日(金)に施設内で避難訓練(午前)と救命救急講習(午後)をおこないました。
避難訓練につきましては、毎年この時期(6月)と12月の年2回おこなっております。
実際に消防へ訓練火災ということで火災が起こったと想定して通報の訓練もおこないます。
避難誘導から施設内の防火設備の説明まで、施設の防火管理者になっています私が説明しております。
ほとんどの方が人生の中で火災に遭うことはないと思います。
もちろん、火災は起きないにこしたことはありません。
もし起きた場合に、何の訓練も受けたことがない・知識がない人と、そうでない人では火災発生時の初動において雲泥の差があると私は考えています。
起きないかもしれない(起きない方がいい)火災に対しても、毎年同じことの繰り返しであっても継続して訓練していくことが重要だと考えます。(皆さんも頭の中ではわかっていると思います)
訓練を受けても時間の経過とともに会得した知識も意識も薄れて(忘れて)いくのが人間です。
私も防火管理者研修(2日間)を受ける機会があり防火管理者という立場になったから、ここまでの意識を保つことができています。
一職員であれば、ここまでの意識を保てるか?と聞かれるとクエスチョンです・・・それは施設に限らず、他の会社やご家庭でも同じことが言えると思います。
ですので、毎年決まった時期に継続して実施していく必要があります。
昼からおこなわれた救命救急講習は、河内長野市消防本署の救急隊の方々が講師となり職員に救命講習をおこなってくださいました。
この救命救急講習も毎年1回河内長野市消防本署の救急隊に講師を依頼しています。
避難訓練同様に毎年の定例になっています。施設においては火災よりもずっと起こりえる頻度は高く重要な講習です。
心臓マッサージや最近よく耳にするAED(自動体外式除細動器)についてビデオや実技を交えて4時間近くの講習となります。
(当施設はAEDを設置しております)
救命救急講習も避難訓練と全く同じで、知識が全くないのとあるでは違ってきます。
急変することも多い高齢の利用者様を対象としている以上、欠かせない講習になっています。
職員も真剣に聞き入っておりました。
なお、救命救急は高齢者施設に関係なく、知っておいて損はない知識・技術だと思います。
ちなみに、救急隊(救命救急士)による救命救急講習は施設だから実施できる訳ではありません。
10名以上の団体であれば業種問わず一般の方でも予約をして受講することができますよ!
このように、生登福祉ケアセンターでは毎年の積み重ねにより利用者様の安心・安全確保に努めております。
2013年6月11日
10:00 AM |カテゴリー:
生登福祉ケアセンター