199)50歳代、男性。右足内果前下方に圧痛を伴う骨性隆起がある。 |
>画像所見 : 両足内側部で舟状骨の内下方に骨片が見られる(↑)。 >診断 : 両側の外脛骨(os tibiale externum, accessory navicular) >解説 : 後脛骨筋は足の内側部で舟状骨に付着するが、健常人の10%前後でこの腱付着部に過剰な骨片の見られることがあり、外脛骨と呼ばれる。通常は無症状だが、外脛骨がある場合には後脛骨筋はここに付着し、炎症などを合併して痛みを生じることがある。 |